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スマートバンク、シリーズBラウンド1stクローズで40.8億円の資金調達を実施。これまでの累積調達金額は70.8億円に

更新日:2024年11月26日






“家計管理アプリ”から、生成AIを活用した“家計改善アプリ”への進化を目指し、AI・LLMを活用したプロダクト開発をさらに加速


家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する株式会社スマートバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:堀井 翔太、以下「スマートバンク」)は、シリーズBラウンドの1stクローズにおいて、SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合をリード投資家として、既存株主からのフォローオンと共に、新たに株式会社セブン銀行、ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により29.3億円の資金調達を実施いたしました。2024年4月に実施した複数金融機関からのデットファイナンス11.5億円と併せて、シリーズBラウンド 1stクローズの資金調達を完了したことをお知らせします。

この度の調達により、創業以来の累計調達額は70.8億円となります。


資金調達の概要


調達金額:29.3億円

調達方法:第三者割当増資

引受先(敬称略、順不同):SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合、富国-GB投資事業有限責任組合、明治安田未来共創投資事業有限責任組合、MSIVC2023V投資事業有限責任組合、ゆうち​​ょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合、DBJキャピタル投資事業有限責任組合、株式会社セブン銀行、ALL STAR SAAS FUND Pte. Ltd.、GMO GFF投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合

融資総額:11.5億円

借入先:商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行、JA三井リース、紀陽銀行、北國銀行

資金用途:採用・組織体制の強化


■資金調達の背景

スマートバンクは、キャッシュレス決済の活用により自動的な家計簿作成を可能にする“プリペイドカード”と“家計簿アプリ”がセットになった新しい支出管理サービス「B/43」を開発・提供しています。直近では、クレジットカード・銀行口座連携機能やAIレシート読み取り機能の実装など、プリペイドカード以外の支出も「B/43」アプリ1つで管理をできるようにする機能拡充を進め、家計の見える化・健全化をサポートしています。

昨今、物価上昇に伴う節約志向の高まりや家計管理の時間が取りづらい共働き世帯の増加、キャッシュレス決済の普及を追い風に、手間なく簡単に家計の見える化を実現することが市場のニーズを捉え、「B/43」の累計ダウンロード数はサービス開始から3年で100万件を突破しました。

今後は、家計管理を効率化する領域にとどまらず、余剰資金の創出にコミットする家計改善サービスの開発・提供を目指しています。具体的には、来春以降、生成AIを駆使して、ユーザーの目的や日々の支出状況に合わせて、家計の改善を伴走するAIアシスタントサービスの提供を予定しています。

今回調達した資金は、生成AIを活用した家計改善サービスの開発を強力に推進するために、組織強化に向けた人材獲得と利用者獲得に向けたマーケティング活動に充当いたします。


◼️「お金の悩みがなくなる世界を創る」~家計管理アプリの課題と今後の事業戦略~

スマートバンクが、ニッセイ基礎研究所監修のもと、家庭においてどの程度の“無駄遣い”が発生しているかを調査したところ、1世帯あたりの“無駄遣い”は年間平均約104,292円、日本全体における1年間の“無駄遣い”の総額は推計約5兆7,927億円に及んでいることがわかりました。収入の差等による変動はあるものの、これらの“無駄遣い”を削減することで、多くの人々が余剰資金を作り出すポテンシャルを持っていることを示唆しています。

家計を圧迫する“無駄遣い”を削減するにあたって、家計簿による家計の見える化と改善に向けた行動が求められます。一方、家計の見える化ができない理由を尋ねたところ、「面倒」のほかに「家計の状態がわかるだけで、家計を改善する方法がわからないから」といった声も寄せられています。

これらの結果から、家計管理だけでは家計改善という本来の目的達成に寄与していない実態がみてとれますが、これまでの家計管理アプリの多くは、家計管理の負担を軽減するサービスにとどまっています。


このような状況を踏まえ、スマートバンクは、「生成AI」と「家計改善」を軸とした新たな事業戦略を策定しました。今後は、家計管理のみを提供するサービスから脱却し、生成AIがユーザー専用のアドバイザーとなり、家庭における家計改善や家計の自動化にコミットするサービスへの進化を目指します。

これにより、日本全体で推計約5兆7,927億円にも及ぶ“無駄遣い”を削減し、「資産運用」「旅行」「自己投資」など、本来やりたかったことを実現するための余剰資金の創出に貢献することで、「お金の悩みがなくなる世界」を目指してまいります。


会社概要


会社名:株式会社スマートバンク

所在地:〒141-0022 品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル4F

代表者:代表取締役 堀井 翔太

設立:2019年4月9日

業務内容:家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」の運営

資金移動業者 関東財務局長第00084号

前払式支払手段 関東財務局長 第00782号

 

スマートバンク、シリーズBラウンド1stクローズで40.8億円の資金調達を実施。これまでの累積調達金額は70.8億円に

 
 
 

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