PASSTOの拠点拡大、アパレルメーカー等ものづくり企業の資源循環のスキーム構築、循環センターの統合などを推進
循環型社会に向けた不要品の回収・選別・再流通のインフラを構築する株式会社ECOMMIT(本社: 鹿児島県薩摩川内市、代表取締役CEO:川野 輝之、以下「ECOMMIT」)は、シリーズAラウンド 2ndクローズが完了し、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)、株式会社オリエントコーポレーション(以下「オリコ」)、グローバル・インフラ・マネジメント株式会社、株式会社Kipsを引受先とする第三者割当増資を実施したことをお知らせします。
当社はこれまでに約9.4億円の資金調達を実施しており、この度の調達によりシリーズAの総額調達額は約15.9億円になります。
資金調達の目的
今回の資金使途につきましては、資源循環サービス「PASSTO(パスト)」の拠点の拡大や、アパレルメーカーなどのものづくり企業との資源循環の仕組みの構築、全国7箇所のサーキュラーセンターの統合や拠点拡大等に活用し、資源循環のインフラづくりを更に加速していくことを目指します。
・資源循環サービス「PASSTO」の拠点拡大
PASSTOはこれまでも、マンションや郵便局、商業施設などに導入され、暮らしに一番身近な資源循環の入口となることで生活者の皆様がより気軽に資源循環に参加できる場と、“捨てる”以外の選択肢を提供してきました。PASSTOでお預かりした衣類のリユース・リサイクル率は約98%。単純焼却された場合と比べて、CO2排出量の削減にも貢献しています。
ECOMMITと中部電力は2024年2月業務連携協定の締結を通して、中部エリアにおけるPASSTOの拠点拡大とともに循環型ライフスタイルを支えるインフラの構築を進めており、この度、その取り組みをさらに加速させます。また、オリコとはオリコカードの加盟店等へのPASSTOの提案を行うことで、全国でのPASSTOの拡大を目指します。
その他にも、自宅から不要品をパストすることができる「宅配PASSTO」などの新たなスキームを構築していく予定です。
・アパレルメーカー等 ものづくり企業の資源循環のスキーム構築
ECOMMITが培ってきた回収・選別・再流通の仕組みやトレーサビリティデータを活用し、アパレルメーカーなどのものづくり企業と連携することでリセールの仕組みや、製品のライフサイクルを伸ばすための取り組みなどを行います。
・全国7箇所のサーキュラーセンターの統合・拡大
ECOMMITは、全国7箇所にある各サーキュラーセンターの統合や拡大を行い、回収・選別・再流通の生産性向上を目指します。資源循環のインフラづくりを更に加速していきます。
会社概要
株式会社ECOMMITについて
ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」ために、ものが循環するインフラをビジネスで実現する循環商社です。全国7箇所に自社の循環センターを持ち、不要になったものを回収・選別・再流通しています。さらに、"ものの流れ"をデータ化する自社開発のトレーサビリティシステムにより、リユース・リサイクル率の算出や、CO2削減量のレポーティングまで行うことで、企業や自治体のサステナビリティ推進に向けたサービスを包括的に提供しています。 URL:https://www.ecommit.jp/
(1)会社名 株式会社ECOMMIT
(2)代表者 川野 輝之
(3)所在地 鹿児島県薩摩川内市水引町2803
(4)URL https://www.ecommit.jp/
(5)設立 2008年10月1日
(6)事業内容:循環型社会に向けたインフラ・システム開発およびリユース・リサイクル事業
資源循環インフラを構築するECOMMIT、シリーズA 2ndクローズで総額約15.9億円の資金調達を実施
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