~コンクリート型枠の低価格化・短納期化・複雑形状対応を実現する3Dプリンタ製樹脂型枠の製造体制と技術開発を加速~
3Dプリンタ製の建築向けコンクリート用樹脂型枠「デジタル型枠」を開発・製造する株式会社DigitalArchi(本店:神奈川県鎌倉市大町1-1-14、代表取締役:松岡康友)は、シードラウンドとなる今回の資金調達において、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(以下、KII)が運営するKII3号インパクト投資事業有限責任組合をリード投資家として、豊田合成株式会社、MSIVC2023V投資事業有限責任組合(運営:三井住友海上キャピタル株式会社)、DBJキャピタル投資事業有限責任組合(運営:DBJキャピタル株式会社)及び SMBC ベンチャーキャピタル 8 号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により、約3.5億円の資金調達をしたことをお知らせします。
DigitalArchiはこの資金を用いて、人材獲得と技術開発をさらに加速し、建築現場への価値提供を本格化させていきます。
【資金調達の目的】
DigitalArchiは2023年6月の創業から1年余りの間にMVP製作とPoCを重ね、建築現場及びプレキャストコンクリート製造現場における3Dプリンタ製樹脂型枠の確かな需要の存在確認と、現場にとっての真の課題解決となるために必要な開発要素の特定を進めてきました。
結果としていくつものプロジェクト打診及び現場案件をいただくにいたり、その増大する受注に応えられる体制を構築することが必須となったため、今回の資金調達を実行いたしました。
今後、建築業で重要となる実績の蓄積及び型枠として必要な性能/性質を安定的に達成するための技術開発をさらに推進し、ミッションとして掲げる「建築の 『つくる』をつくる」を体現するべく邁進していきます。
【資金使途】
人材採用の加速
DigitalArchiの事業計画を実現し、建築の「つくる」をつくるというミッションの達成をより確かなものとするために、以下の人材採用を積極化していきます。
DigitalArchiの事業理念に共感し、建築業の課題解決と高効率化/省人化に貢献して、より人間らしい要素が反映される産業への変革を推し進めたい人材
3Dプリンタの産業利用の地平線を拡げ、様々な樹脂材料を用いたプロダクト製作の現場に関わりたい人材
詳細はDigitalArchiのWebサイト「Recruit」ページからご確認ください。
製造拠点の増強
ロボットアーム型の3Dプリンタ十数台を備える製造拠点を試験研究拠点近傍に開設し、製品製造能力を増強することで、急増するプロジェクトに対応できる生産能力を完備していきます。
技術開発
着実に拡大する3Dプリンタ製樹脂型枠の需要に迅速かつ効率的に対応し、安定的に製品を供給していくために、以下の技術開発へ資源投下していきます。
多数のロボットアーム型3Dプリンタを効率的に運用し、コンクリート用型枠をBIMなどのデジタルデータから直接製造できるようにするシステムの開発
型枠の用途に応じた適切な樹脂素材の選定と開発及び素材ごとのプリント出力技術の開発
会社概要
企業名:株式会社DigitalArchi(デジタルアーキ)
代表者:松岡康友
本店所在地:神奈川県鎌倉市大町1-1-14
本社:東京都新宿区信濃町35
慶應義塾大学信濃町キャンパス2号館9階CRIK信濃町N8
設立:2023年6月1日
事業内容:大型3Dプリンタによる建築向けコンクリート用
樹脂製型枠の製造
会社Webサイト: https://www.digital-archi.com/
3Dプリント型枠で建築を革新する株式会社DigitalArchi、シードラウンドで3.5億円の資金調達を完了
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