テクノロジーを通じて農業自動化と楽しさ向上を目指す株式会社ハタケホットケ(長野県塩尻市 代表:日吉有為)は、新たなスマートアグリ製品の開発に向けた資金調達を株式投資型クラウドファンディングサービス「イークラウド」上で開始。
10月7日(月)19:30にぺ―ジ公開後、全国からの申込が集まり開始2時間で目標額の300万円を達成、現在は3倍以上となる1,000万円を越えネクストチャレンジとして3,000万円を目指し継続中です。
・募集期間:2024年10月7日(月)19:30~~ 2024年10月23日(水)22:00まで


政府は2024年10月より「スマート農業技術活用促進法」(農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法)を施行しました。
この法律によって認定を受けた農業者や事業者は、長期低利融資や税制上の優遇措置などの支援を受けることができ、スマートアグリなどの先端技術の導入が促進されることで、農業の生産性向上と持続可能な発展が期待されています。
◆ロボットで重労働の削減と有機農業の普及を目指す「ハタケホットケ」
新プロダクト開発と有機農業の普及に向けて、全国から資金調達を開始。
ハタケホットケは、農業の人手不足や農薬使用による環境負荷の解決など持続可能な農業を実現するため、農作業の自動化や有機農法の普及に向けた製品開発を行うスタートアップです。現役で農業と子育てに携わるメンバー達が、「子どもたちにどんな地球をバトンするのか」という想いから、実体験と近隣農家へのヒアリング、度重なる実験・改良を通じて開発したスマートアグリを通じて、美味しく安心安全な農作物の生産・普及を目指しています。
これまで自治体との共同実施を含み全国100カ所以上で実証実験を行ってまいりましたが、新プロダクト開発とさらなる有機農業の普及に向けて、全国から資金調達を開始しました。

(国内外の有機農業の比較及び農水省の動きなど、農業を取り巻く状況については、下記のクラファン開始プレスリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000099207.html)
2021年の創業以来、自動走行型の水田除草ロボット「ミズニゴール」を開発し、農家間でのシェアリングを通じて、全国の農家や自治体などに提供してきました。“当事者として取り組む”という開発方針から、自社でも自然栽培米を生産し有機米・自然栽培米の市場拡大に向けた買取・販売事業も推進しており、これまで特許庁I-OPEN PROJECT採択、東京都TIB PITCH採択の他、Japan Mobility Show2023のStartup Street 選出されるなど幅広い分野で注目を集めています。
◆製造業で注目を浴びる企業からの応援や、海外企業からも引き合いも。
~期間中の農業WEEKで好評~
募集期間中の2025年10月9日(水)~11日(金)に幕張メッセで開催された「農業WEEK」では、県庁や市町村の農業関係担当者や農機メーカー、JA関連会社からの引き合いだけでなく、インドや韓国、中国、カンボジア、マレーシアなど海外の企業から自国での製造・販売をしたいといった要望の他、バーレーンで開催される国際展示会への出展依頼もありました。
また、今回のクラウドファンディング実施に際して、自社の製造技術を活かして電気自動車「HOKUSAI」や深海探査艇「江戸っ子1号」などの開発支援、大企業の事業創出をに取り組んできた株式会社浜野製作所をはじめ複数の企業担当者から応援のコメントをいただいております。(各登壇者の経歴は募集ページよりご覧ください:https://ecrowd.co.jp/projects/41)
株式会社浜野製作所 代表取締役会長
浜野 慶一
ハタケホットケさんとの出会いはデバイス開発の相談をいただいた事がキッカケでした。大の大人が考える社名・デバイス名ではありませんが、極めてシンプルで分かり易い。現在の米農家の皆さんが抱えている課題の解決に向け、先進的な技術と情熱と気概を持ってデバイス開発にチャレンジし、自らが田んぼに出向き、試行錯誤・試作開発を繰り返しています。
デバイス開発をする充分な環境がないながらも、極めて真面目・前向きにメンバーの皆さんがチームワークと創意工夫で課題解決に邁進しています。社長を筆頭にメンバーの皆さんの人柄の良さもハタケホットケの魅力の1つです。今後もハタケホットケを応援して参ります!!
ウイングアーク1st株式会社 データのじかん主筆
大川 真史
ハタケホットケさんとは特許庁I-OPENプロジェクトのメンターとして出会いました。当社は、農業現場のリアルな課題に高い解像度で向き合い、試行錯誤を繰り返しながら、農家の皆さんにとって本当に役立つ製品・サービスを作っています。例えば、自動除草ロボット「ミズニゴール」は、労働負荷を大幅に軽減し、無農薬・有機栽培の普及や農家の担い手不足解消にも寄与し、我が国の持続可能な農業の発展に貢献しています。しかし、まだ多くの農業従事者が困難に直面しており、より多くの人に本当に役立つ製品・サービスを届ける必要があります。今回のクラウドファンディングは、日本の農業を大きく変革させる絶好の機会です。ハタケホットケの挑戦を全力で応援します!
株式会社Zebras and Company 共同創業者
陶山 祐司
ハタケホットケの有為さん、彰さんなどとは、塩尻市 地域型インパクト投資実装事業で2021年にお会いしました。そこから約3年、研究開発、商品開発が大きく進展し、各地での実証が進み、今般、株式投資型クラウドファンディングで資金調達を行うまでに至ったこと、自分ごとのように嬉しく思っています。
有機・無農薬の稲作は、消費者にとっても、生産者・自然環境にとっても非常に重要な取り組みです。農林水産省をはじめ、政府としても有機農業の生産・輸出を推進しています。ハタケホットケの取組みは、そうしたマクロの流れにも沿ったものだと感じています。
社会、環境、そして経済にとっても意義ある取組みが、多くの人を巻き込み広がっていくことを期待しています!!
詳細はこちら
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