キャディ、総額40億円のエクイティ資金調達と、51億円の長期デットファイナンスを実施
- 編集部
- 3月27日
- 読了時間: 4分
製造業AIデータプラットフォームCADDiを提供するキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎)は、シリーズCエクステンションラウンドにおいて、欧州グロースファンドのAtomicoをリード投資家とする3社のグロース投資家を引受先とした合計40億円のエクイティ資金調達を実施しました。同時に、金融機関4行からの長期性のデットファイナンスにより合計51億円の融資を実現しました。これにより、本ラウンドにおいて新たに合計91億円の追加資金を調達し、キャディはさらなる成長と革新に向けて大きな一歩を踏み出します。本ラウンドにより、累計エクイティ調達額は257.3億となります。
ブラックキャット・カーニバルについて
◼︎資金調達の概要
<第三者割当増資>
総額 40億円
引受先
Atomico
SMBC-GB グロース1号投資事業有限責任組合(運営:SMBC ベンチャーキャピタル・マネジメント株式会社/グローバル・ブレイン株式会社)
Minerva Growth Partners
累計エクイティ調達額: 257.3億円
<長期デットファイナンス>
総額 51億円
借入先(無担保・無保証)
みずほ銀行
北國銀行
日本政策金融公庫
他1行
◼︎当社の事業について
キャディは、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、製造業AIデータプラットフォーム CADDi を提供しています。CADDiは、製造業のエンジニアリングチェーン・サプライチェーン上のデータを解析・関連付け、インサイトを抽出することで、生産活動と意思決定を高度化するプロダクトです。独自のテクノロジーと専門知識で、点在する経験とデータを構造化し、資産に変えることで、製造業のDXを推進します。
当社は日本国内のみならず、ベトナム、タイ、アメリカを含むグローバル4カ国で事業を展開し、SaaSのトップクラスのパフォーマンスと言われるT2D3(※)を大幅に超える成長を続け、グローバルでの事業拡大を加速しています。さらなるサービス強化のため、昨年11月には初の名古屋拠点を2拠点同時開設を完了しました。
CADDiの導入企業数は急速に増加しており、多くの企業がCADDiの導入によって、調達コストの削減、リードタイムの短縮などの成果を創出しています。
※T2D3とは、SaaS企業が年次経常収益(ARR)が1億円のタイミングから、1年毎に3倍、3倍、2倍、2倍、2倍のペースで成長させることで5年間で約100億円規模になることを表す指標。ServiceNow や Marketo 、Zendesk などが実現。
◼︎資金調達の目的
今回の資金調達は、2024年7月の事業統合発表以降初の資金調達となり、このたび調達した資金は以下の目的のために活用する方針です。
プロダクト開発の強化: 製造業AIデータプラットフォームの機能拡充、AI技術の開発
事業拡大:グローバル含めた事業展開の加速
◼︎今後の展望
キャディは、今回の資金調達を機に、製造業AIデータプラットフォームのグローバル展開を加速させていきます。また、年内には製造業メーカーからの出資による追加ラウンドも予定しており、2030年までにARR1000億円規模のグローバルプラットフォームになることを目指します。世界中の製造業のポテンシャルの解放に貢献に向けて、引き続き邁進してまいります。キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、点在するデータ・経験を資産化し、新たな価値を創出する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供するスタートアップ企業です。アプリケーションである「製造業データ活用クラウドCADDi Drawer」「製造業AI見積クラウド CADDi Quote」をはじめ、今後もプラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開し、製造業のグローバルな変革を実現していきます。累計資金調達額は257.3億円。
<会社概要>
本社所在地:東京都台東区浅草橋4-2-2 D’sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
代 表 者:代表取締役 加藤勇志郎
設 立:2017年11月9日
資 本 金:1億円(資本準備金含み、217.2億円)
事業内容 :製造業AIデータプラットフォーム CADDiの開発運営
URL :https://caddi.com/
キャディ、総額40億円のエクイティ資金調達と、51億円の長期デットファイナンスを実施